シロアリで失敗したくないあなたへ。シロアリ対策のいろはを解説します!

メンテナンス

自宅やアパート等の建物を所有している場合、なるべくなら長く大事に使いたいですよね。そんな大事な建物がシロアリ被害にあったら大変です。この記事では、

シロアリ対策について解説します!

シロアリ被害ってなんだ?

シロアリ被害とは、

シロアリが住宅の木材等を食い荒らすこと

です。シロアリは、土がある場所ならどこにでもいる虫で、主に木材を食べてしまいます。シロアリが住宅の土台や柱等の木材を食べてしまうと中がスカスカになり、傾き、ゆがみの原因となり、耐震性が悪くなる等の問題に繋がります。程度にもよりますが、重症になると修繕に大きな金額が必要になったり、場合によっては人が住めなくなってしまったりします。

シロアリ被害に遭いやすいのは築古の木造のイメージがありますが、木造でなくても被害に遭う可能性はあります。木造以外の住宅でも木材は必ず使用しているうえ、シロアリは木材以外の断熱材等も食べてしまうからです。また、場合によっては新築でもシロアリ被害に遭うことはあり、木造の築古でなければ安心ということはありません。

シロアリ被害に遭うのは木造だけじゃない

具体的には、シロアリは、床下、壁、天井、水回り、玄関、ウッドデッキや木製の柵、切り株、木の杭、畳、断熱材などに発生します。なお、シロアリは振動を嫌うため、人が住んでいるよりは空室のほうが発生しやすく、長期的に人が住んでいない戸建てやアパートの場合は注意が必要です。

シロアリ対策

大事な建物がシロアリ被害に遭わないために、予め対策を行うことが重要です。基本的にはシロアリが発生しそうなヵ所に薬剤を散布する、もしくは建物の周辺に毒餌の容器を埋め込む2つの方法があります。既にシロアリが発生している場合も薬剤の散布で対応します。

シロアリは暗くてじめじめした場所を好み、床下に発生しやすいです。床下のシロアリ対策を実施する場合、土台部分の木、土壌、コンクリートなどシロアリが発生しそうな場所にもれなく薬剤を散布することが重要です。また、洗面台、キッチン、浴室の下部などから水漏れがあると被害に遭いやすくなるため、被害に遭いそうな部分を重点的に対応することがポイントとなります。

シロアリ対策の方法としては大きく下記3つが挙げられます。

  • シロアリ業者に依頼する。
  • 建築業者に依頼する。
  • 自分で実施する。

シロアリ業者に頼む場合、費用は掛かりますが、シロアリの発生するポイントに漏れなく確実に薬剤を散布することが出来ます。知り合いの建築業者等に依頼する場合、シロアリ業者ほど確実ではありませんが、割安で対応してもらうことが出来ます。自分で行う場合は、手間がかかり確実な対策とはいきませんが、業者に頼む場合より圧倒的に安く済ませることが出来ます。

3つのシロアリ対策の方法

自分でシロアリ対策を行う

シロアリ対策を業者に頼む場合、確実ですが数十万円の予算がかかってしまいます。なるべく予算を抑えたい方はここで紹介するシロアリ対策を自ら実践することである程度の効果を期待することが出来ます。

買う前にチェックする

中古物件を購入する前の場合、事前に建物をチェックしてシロアリ被害の有無を確認することが出来ます。まずは、音でチェックです。

  • 玄関ドアの両サイドの木部をノックする。
  • 玄関と家に上がる境目の木部をノックする。
  • 風呂ドアの両サイドをノックする。

シロアリ被害に遭うと外見は普通でも中身はスカスカなので、明らかに軽い音がします。上記はシロアリ被害に遭いやすく、業者もチェックするポイントなので軽くノックして音を聞いてみましょう。

次に、床、水場をチェックです。

  • 床が凹んだり、ぎしぎし音がしないか。
  • 床下を除いてみて、蟻道(蟻の通る土の道)やおがくずが無いか。
  • キッチン、洗面台、トイレの周辺に水漏れは無いか。

床下が被害に遭いやすいので上記を確認しましょう。床下を覗くには、マイナスドライバを使って畳を剥がしたり、床下収納があればそれを外して確認します。水場は水漏れがあると、床下がじめじめしてシロアリが発生するので、水漏れ跡が無いか下の扉を開けたりして確認しましょう。

最後に、建物自体のチェックです。

  • 廃材が立てかけられていないか。
  • 周辺にボロボロの切り株が無いか。
  • 床下の換気が悪くないか。
  • 雨漏りはないか。
  • 外壁にひび割れは無いか。

庭に切り株や廃材があるとそこでシロアリが発生して物件にも移ってくる可能性があります。また、シロアリはじめじめした場所が好きなので床下の換気口にモノが置かれていたり雨漏りがあるような物件だと被害に遭いやすくなります。外壁はひび割れがあるとそこが侵入経路になってしまいます。

ここで述べた確認をして、いくつも当てはまる場合は、シロアリ被害に遭う/遭っている可能性が高いと言えます。

所有している建物に対策を行う

既に建物を所有している場合で対策を自分で実施したい場合は、こちらで紹介する方法が有効です。

  • 木材・倒木・枯れた木、腐った木、木の杭、段ボールなどシロアリの餌になるようなものを建物の周辺に放置しない。
  • 床下の通気口に荷物置かず、風通りや日照を良くし、湿度を下げる。
  • 市販の薬剤(液状)を買って床下に散布する。
  • 市販の薬剤(粒状)を買って外壁の周辺に撒く。

まずはシロアリの好むような場所を作らないことが重要となります。周辺に木材を置かない等、簡単なことから対策しましょう。業者ほどの確実性は得られませんが、市販の薬剤を自分で購入し使用することも出来ます。液状、粒畳、土に毒餌を埋め込むタイプなど様々なものが安く手に入れることが出来ます。

業者に依頼してシロアリ対策を行う

シロアリ対策を業者に頼むと、費用は掛かりますが素人には出来ない箇所も含めて確実な対処をしてもらえるうえ、自分で手間暇をかける必要もなくなります。

シロアリ予防作業の流れ

業者による作業の例を下記に挙げます。

  • 風呂場、キッチン、洗面所、玄関などシロアリに狙われそうなカ所を点検
  • 室内を養生
  • 畳の裏や床下収納などから床下に入る
  • 薬剤を木の内部に注入したり表面にくまなく散布する
  • 薬剤を土壌に散布する

家の構造などによっては床下に入れないため、穴をあけたりする場合もあります。また、通気性が悪い場合は床下用の換気扇を取り付けたり、すでに被害がある場合は土台の木を交換したり添え木をつけるなど、ケースによって行う内容は異なります。土や木に薬剤を散布する工法をバリア工法といいます。

その他のやり方としては、物件の周辺に毒餌を埋め込み、定期的に点検するベイト工法などがあります。

シロアリ業者に頼んだ場合の費用

シロアリ予防や駆除など、実施する内容にもよりますが、一般的な薬剤の散布で考えると、

1㎡あたり1500~4000円程度

で実施できることが多いようです。120㎡の建物で18万~48万程度となります。すでに被害が出ていて修繕が必要になった場合などはさらに費用が高くなります。業者に頼んだ場合、費用は掛かりますが、シロアリが原因してあとあと建物が使えなくなるような事態は避けることが出来ます。

シロアリ業者の補償とは

シロアリは家の様々な箇所に発生するため、業者に頼んだとしても全てのシロアリを防げない場合があります。そのため、保証により期間内であれば無料もしくは割安で再度シロアリ対策をしてもらうことが可能です。期間としては、シロアリ対策に使用する薬剤の効力が切れる5年間としている場合が多く、定期的に点検し、被害が発生するようであれば再度、薬剤の散布などの対応を行ってもらうことができます。

補償の内容は業者によって変わる為、期間、点検の周期、無料か有償か、建物の修繕費も保証するかなどを確認しましょう。業者によるシロアリ対策後に、増改築したり、自分で再度薬剤を散布してしまうと補償の対象外となってしまう場合があるので保証の条件については注意が必要です。

最後に

シロアリの被害の内容や対策についてお分かり頂けましたでしょうか?シロアリ被害はどんな住宅に発生する可能性がある為、他人事ではありません。長く住み続けるためにも、しっかり対策していきましょうね!

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